アーチに合うバラって?


UPDATE 2018-11-21

バラ苗の植え付けシーズンがいよいよやってきます。

咲いたときのイメージを夢に描いて何を植えようか考えるときが一番楽しいのではないでしょうか?

 

庭で咲かせたいシーンナンバーワンはなんといってもアーチ仕立てでしょう。

お客様の多くが「アーチに咲かせるツルバラを」と言われます。

さあ、どうしましょう。

皆さんツルバラコーナーでバラを選ばれます。

ツルバラは定義がとてもあいまいで、1.5m位の小型から5m以上に伸びる大型まで色々あります。

どこへ買いに行かれても「ツルバラコーナー」とまとめて置かれています。

「ツルバラをアーチに」と言う表現も大まかすぎて少しおかしいと思います。

アーチにバラを咲かせたいならデルバールの表示にある「ショートクライマー」や、「半つる性バラ」「中型シュラブ」

または大きく育つ四季咲き性のバラが向いていると思います。

 

たとえばフランス・メイアン社の「ベル・ロマンチカ」

このバラはフロリバンダ中輪房咲きですが枝がよく伸びるので小型のツルバラとして楽しむことが出来ます。

まつおえんげいでは、ツルバラとして販売しています。

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今日の画像です、夕方に撮ったので少しわかりにくいですが、2年ほどでこんなに大きくなりました。

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イングリッシュローズ「レッチフィールドエンゼル」

四季咲き性のコンパクトなバラとして紹介されています。

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これはカタログでは1.25mとなっていますが、花後に枝が良く伸びるのでそこをうまく利用して

こちらも今日の画像ですが、このように秋までどんどん咲くアーチに向くバラとして楽しめます。

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ブッシュローズだからアーチ仕立てには向かないという考えを取り払ってそのバラの性質を見極めて

色々な楽しみ方をしましょう。

木立性はツルはだめではなくて良く伸びる性質ならアーチやオベリスクに咲かせると下から上まで綺麗に咲かせることが可能ですよ。

かえって2メートル以上伸びるツルバラを使うとすぐにアーチの上まで来てしまって手におえなくなってしまいます。

ツルバラがだめっていうわけではありません。

でもそんなバラは剪定作業をこまめにしなければいけません。

生かすも殺すも剪定ですね。

 

明日は木曜日定休日です。宜しく願いします。