ようやく本来の冷え込みになりそうです。
さすがに先日のような20度を大きく越える日が12月に続くと植物にとってはあまり良いとはいえませんね。
パンジーは徒長するし、ハボタンは中心が盛り上がってきます。
バラも出てほしくないのに芽が動き出したりします。
そんな寒い日でしたが、バラ教室「シュラブローズの剪定と誘引」でした。
簡単に説明すると、木立性とツルバラの両方の使い方の出来るバラといえるでしょう。
でも、シュラブローズだけがこの性質を有しているわけではなくて
実はほとんどのバラはこのように色々な扱いが出来るんですよ。
バラアーチとオベリスクに誘引しながら説明させて頂きました。
長く伸びてしなやかな枝はツルのように扱い、太い枝やツルにする必要のない部分はブッシュローズのように短く剪定します。
ここで気をつけなければいけないことは、
切った枝先を全体に均等に配置することです。
切り口が上や横に揃ってしまうと花がそこに集中して咲いてしまいます。
さて、秋口までバラで一杯だったばら売り場。
何にも無くなってしまってお客様からは「どうしたの!!?」よく言われました。
毎年この時期には在庫が少なくなってしまうんです。
でも、今からここには新しく入荷する2年生苗が所狭しと並びます。
ここは昨日入荷したデルバールローズや色々なブランドが並びます。
四季咲き性の木立性(ブッシュタイプ)と
いわゆる半つる性、ショートクライマー、四季咲き性のツルバラと呼ばれる
中くらいのサイズのツルバラとして楽しめる樹形と分けて置くようにします。
選びやすさを念頭に、「どんな場所に咲かせたいか」出来るだけ悩まない用に選べるように指定校と思っています。