春の嵐のような一日でした。
雨・雪・あられ・晴れ と、めまぐるしく変わる天気でしたが、春の花苗を求めて来てくださる植物好きのお客様には本当に感謝です。
さて、今日はバラ集中コース最終日「病害虫管理について」を行いました。
皆さん本当に熱心で、質問もかなりレベルの高いものが多くあり、
バラに対する熱意がひしひしと感じられて勉強になる一日でした。
今からしっかりと消毒をしておくことで昨年の病気や害虫の越冬したものを退治できて、とても有効です。
お勧めの薬剤セットでしっかりと防除しておきましょう。
鉢数があまり多くない方や、手軽に見つけた時にさっと散布したい方には
ハンドスプレータイプがお勧めです。
3月27日(水)からは「2019年・ピンポイントバラ栽培教室」が始まります。
バラの成育シーンに合わせてその時々の栽培のポイントをお話しする教室です。
まず1回目は「開花までのバラの管理」です。
せっかく芽の出たバラをきれいに咲かせるまでの注意点やポイントをお話します。
こんな荒れ模様の一日でしたが、温室内は春爛漫!
早くもクレマチスの開花株が入荷しています。今の時期の開花株は花後に選定をし、鉢を少し大きくしておくと、
春少し遅めににしっかりと2番花が楽しめます。
温室で咲かせているため、やや花色は淡いめですが、花形はきれいに整っています。
少し紹介しましょう。
「白王冠」早咲き大輪系。
大きな純白のシベの豪華な大輪です。
フォステリー系「カートマニー・ジョー」
早春咲きのあまり大きくならない、とても花付きの良い育てやすい品種です。
早咲き大輪系の代表的な「H・Fヤング」
うっすらと刷毛でなぞったような淡い筋が特徴的です。
なんといってもこの豪華で形の整った花形は目を引きますね。
来週はやや気温が上がるようです。また一段と成長が早まるでしょう。