6月下旬にさしかかり、例年ですとここ京都では梅雨の真っ只中です。
蒸し暑く、曇天が続き、雨降りの連続です。
しかし、今年の6月は雨の日数が少なく「黒点病」の
発生も少なく非常に助かっております。
ですが喜んでもいれるのもつかの間。
雨が少なく高温になるにつれ「葉ダニ」の発生が心配されます。
病気や害虫に関しては消毒作業を行いますが、気温が高くなるこの季節には
少し注意が必要になってきます。
下の葉の画像は消毒作業によって出た症状(薬害)です。
軽い薬害の症状。
葉の周りが黒ずんでます。
こちらも薬害の症状です。
葉の谷の部分が黒ずんでるのがおわかりに
なられますでしょうか?
先日の消毒で出た症状。
気温が高く、日照りも強かった日でした。
「薬害」の症状が出る主な原因は
①薬剤を薄める時に「倍率」を間違えた時
噴霧器などで消毒を行う時には薬剤を規定の倍率で
薄めます(500倍や1000倍など)が誤って濃い倍率で
作ってしまった時。
②薬剤の種類が多い時
害虫や病気に対して、あれにもこれにも効かせたい!
そんな時もありますよね。
害虫に対しては即効性のあるタイプ、持続性のあるタイプの2種類を
同時に使う時が多いです。
一回の消毒で作る薬剤は展着剤を除いて3種類までに抑えます。
残る1種類は「対ハダニ」にするか「対病気」のどちらかにされる方が
良いでしょう。
当店では乳剤を含む場合は展着剤を省略する場合もあります。
③強い日差し、高温時で作業を行った場合
30度にもなる気温や、強い日差しの元で消毒作業を行うと
葉に付いた液が早いスピードで乾きます。
規定の倍率で薄めた薬剤の水分のみが蒸発し、結果濃度の
濃くなった状態の薬剤が葉に残ります。
よって①の項目の状態になります。
④バラの株(土の部分)が乾いている時
乾いた状態で葉に薬剤を散布すると、バラは「葉」から水分を吸収します。
急いで水分補給を行うので結果③の項目の状態になり薬害の症状が
発生します。
大まかな説明になりましたが詳しくは次回バラの栽培教室
6月26日(水)、6月29日(土)
(同内容にて行います)
でもお話いたします。
ご参加お待ち申し上げております。
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