成長の観察を。


UPDATE 2019-04-07

絶好のお花見日和でしたね。

各地の桜の名所ではきっとすごい賑わいだったでしょう。

まつおえんげいもお花見とお買い物、カフェでのくつろぎとにぎわっていました。

 

気温が上がると一気にツルが伸び始めてきたクレマチス、モンタナ系や早咲き大輪形系はもう蕾が見え始めています。

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遅咲き大輪系や新枝咲きなどは、競うようにツルを伸ばしています。

店内にも少しずつ鉢植えでサンプルを置き始めましたので開花時に花やサイズなどの参考にしてください。

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バラ苗は今朝消毒をしました。病害虫の予防です。

害虫は気温が上がると発生しやすくなるので、予防に浸透移行性の薬剤を、

病気には、早めの予防が肝心なので予防・治療の両方に効果のある薬剤を散布しましょう。

そして気温が20度を超えて枝が伸びだすと水を欲しがります。

今まであまり水やりをしなくて良かったのでついつい油断しがちです。

極端に乾燥させるとうどん粉病の発生にもなり、新芽の部分がちりちりと枯れてしまうこともあります。

気をつけてくださいね。

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中庭のバラ苗売り場にはまだ芽が出始めた株や、大きく育っている株、

そしてもう蕾の付いている株などがあります。

「うちはまだこんなに育っていない」とあわてないでくださいね!

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まつおえんげいでは、ゴールデンウィーク、母の日、バラフェアと次々と花が咲くように

無加温のビニールハウスなどで開花調整をしています。少しだけ早く咲くように、夜だけ不織布をかぶせたり、

ハウスを締め切ったりしながら花の咲く時期を調節しているんです。

でも心配しないでください。暖房などは使用していないので、株はしっかりとしています。

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そして、

今日来られた、お客様はずっとバラ教室を受講して頂いている方なんですが、長い時間バラの様子をご覧になっていました。

とても良いことですね!

花が咲くまでの枝の出や、蕾の付き方などを時系列で眺めることはバラを育てる上でとても参考になります。

特に今は、ツルバラなど誘引した枝のどの部分から芽が伸びて花が咲くのか?

などをしっかりと観察できるからです。

アーチに沿わせたゴールデンセレブレーション。

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反対側には、ストロベリーヒル。

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昨年までは3メートルのオベリスクに咲かせていたツル・アイスバーグ。

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昨年の台風で壊れたので仕立てを変えてみました。

古い枝をバッサリと切って少し小さく仕立てて、低めに横に流すように咲かせます。

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開花までの様子をのぞきに来ませんか?