あれ?梅雨はいずこへ?


UPDATE 2019-06-19

6月下旬にさしかかり、例年ですとここ京都では梅雨の真っ只中です。

蒸し暑く、曇天が続き、雨降りの連続です。

しかし、今年の6月は雨の日数が少なく「黒点病」の

発生も少なく非常に助かっております。

ですが喜んでもいれるのもつかの間。

雨が少なく高温になるにつれ「葉ダニ」の発生が心配されます。

 

病気や害虫に関しては消毒作業を行いますが、気温が高くなるこの季節には

少し注意が必要になってきます。

下の葉の画像は消毒作業によって出た症状(薬害)です。

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軽い薬害の症状。

葉の周りが黒ずんでます。

 

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こちらも薬害の症状です。

葉の谷の部分が黒ずんでるのがおわかりに

なられますでしょうか?

 

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先日の消毒で出た症状。

気温が高く、日照りも強かった日でした。

 

 

「薬害」の症状が出る主な原因は

①薬剤を薄める時に「倍率」を間違えた時

 噴霧器などで消毒を行う時には薬剤を規定の倍率で

 薄めます(500倍や1000倍など)が誤って濃い倍率で

 作ってしまった時。

②薬剤の種類が多い時

 害虫や病気に対して、あれにもこれにも効かせたい!

 そんな時もありますよね。

 害虫に対しては即効性のあるタイプ、持続性のあるタイプの2種類を

 同時に使う時が多いです。

 一回の消毒で作る薬剤は展着剤を除いて3種類までに抑えます。

 残る1種類は「対ハダニ」にするか「対病気」のどちらかにされる方が

 良いでしょう。

 当店では乳剤を含む場合は展着剤を省略する場合もあります。

③強い日差し、高温時で作業を行った場合

 30度にもなる気温や、強い日差しの元で消毒作業を行うと

 葉に付いた液が早いスピードで乾きます。

 規定の倍率で薄めた薬剤の水分のみが蒸発し、結果濃度の

 濃くなった状態の薬剤が葉に残ります。

 よって①の項目の状態になります。

④バラの株(土の部分)が乾いている時

 乾いた状態で葉に薬剤を散布すると、バラは「葉」から水分を吸収します。

 急いで水分補給を行うので結果③の項目の状態になり薬害の症状が

 発生します。

 

大まかな説明になりましたが詳しくは次回バラの栽培教室

「バラの夏の過ごし方のポイント」

 6月26日(水)、6月29日(土)

 (同内容にて行います)

でもお話いたします。

ご参加お待ち申し上げております。

 

 

オリジナルポット、入荷いたしました!

最適な状態で植物を育てる事ができるテラコッタタイプの

植木鉢です。

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 オリジナルローズポット

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実質9号サイズ(27cm)相当の植木鉢です。

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鉢上部の外径=35cm

鉢上部の内径=28cm

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鉢下部の内径=15cm

土の容量=約11リットル

 

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