今年もすでに気温が乱高下していますね~・・・
寒い→暑いを繰り返す最近の春の気候は、バラにとってもストレスなので今から少し心配です
株に負担がかかると葉の病気も一気に広がってしまうことがあるので、病気対策もそろそろ心配になってきます
今日はそんなバラの病気についてのお話
バラは葉が落ちると当然ですが弱ってしまいますよね
実は葉が落ちてしまうとバラの根にダメージが残ってしまうんです
葉のある無しでの株の状態のイメージを作ってみました
このイメージのように、葉がなくなると生育がにぶくなり、根が養分を吸い上げにくくなります
この状態が長く続いてしまうと、いわゆる「根腐れ」状態になります
一度根腐れ状態になってしまうと、そのまま死ぬことは少ないものの回復するまでに時間がかかるので、
「出来るだけ葉を守ってあげること」がとっても大切なんですね。
落葉の一番の原因は、やっぱり「病気」
大きく二つのスタイルがあルカと思います
「薬剤を使う方法」と「薬剤を使わない方法」です
①消毒して美しく咲かせたいというスタイルなら薬剤はバラを守るためにとても効果的です。
ですが・・・
「薬剤は種類があり過ぎて、どれを使っていいのか解らない」
「効いてるんだか効いてないんだか解らない」
というお悩みの方も多くいらっしゃいます。
効果的な薬剤の使い方と、「ローテーション散布」をしっかり試してみて頂ければと思います。
②出来るだけオーガニックに薬剤は使わずに!というスタイルであれば、
病気で葉が落ちたりするトラブルと付き合っていく寛容な気持ちが大切です。
そしてバラが弱った時には、肥料や活力剤を上手く使って、弱ったバラを素早く回復させる方法を知るのが重要だと思います。
今日は①の「薬剤を使った防除のコツ」をご案内したいと思います。
①「薬剤を使った防除のコツ」
薬剤を使ったバラの病害虫予防は、複数の薬剤を使った「ローテーション散布」が効果的です。
一種類の薬剤を使うことで増えてしまう「抵抗性の病原菌」の増殖を抑える効果があり、1回1回の薬剤散布がよく効くようになります。
【抵抗性の病原菌とローテーション散布のイメージ】
ローテーション散布をしないでいると、どんどん薬剤の効きが悪くなっていきます
これがローテーション散布をしてあげるようにすると・・・
このように効果的に病原菌を減らすことが出来ます
今日はまつおえんげいでも店頭でのバラ栽培に使用している薬剤から、
オススメのローテーションを皆さんのご自宅でも試して頂けるよう組み合わせてみました。
ネットショップにてご購入頂けて、送料もサービスさせてただいているお得なセットですので、
もし薬剤選びにお困りでしたら一度試してみてはいかがでしょうか?
【ハンドスプレーを使ったローテーション散布】
お持ちのバラが10本くらいまでならハンドスプレーを使った防除が手軽でオススメです
オススメの薬剤は以下の4種
アタックワンAL、モストップジンRスプレー、ベニカXファイン、フローラガードAL
例えば・・・アタックワンAL⇒モストップジンR⇒ベニカXファインを10日~2週間おきに散布。それでも病気が出たらフローラガードALで対処
この散布方法がオススメです!
バラをしっかり守るための応援企画として、4本セット購入で送料無料でお届けさせて頂きます!
薬剤を使ってはいるけど、あんまりうまくいかないという場合、ちょっと思い切って4本セットでローテーション散布を試してみて下さい
ローテーションハンドスプレーセット ¥5700(送料・税込)
※店頭でのご購入の場合、配送料分として¥500値引きさせて頂きます。
【希釈タイプの薬剤を使ったローテーション散布】
お持ちのバラが10本を超える場合、圧倒的に希釈タイプの薬剤の方がコスパが上です!
薬剤を薄めるのは少々手間ですが、20ℓ以上の薬液を作る事が出来ます!ハンドスプレーと比べて10倍以上お得になってしまいます
「希釈タイプの薬剤もすでに使っているけど、あまり良い効果が出ない・・・」という方もいらっしゃると思います。
そこで!今回はまつおえんげいの店内でも実際に使用している薬剤とローテーション技術を生かし、お勧め薬剤のローテーションセットを作りました!
これまで薬剤散布をしてはいるものの、うまく防除が出来ない方へ、たたき台となるベースの薬剤散布としてオススメの組み合わせです。
もちろんこれだけですべての病害虫を防除できるわけではありませんが、梅雨明けまでの困った病害虫の初期予防には効果が出ます!
ローテーション薬剤セット ¥7200(送料・税込)
※店頭でのご購入の場合、配送料分として¥500値引きさせて頂きます。
また、ハンドスプレーセット・希釈タイプセットともに、主な病虫害の紹介と薬剤散布のポイントをまとめた冊子もご用意しました
葉を食い荒らすチュウレンジバチ、花首を折ってしまうゾウムシ(クロケシツブチョッキリ)、観賞価値を損ねるうどんこ病、葉をバラバラ落とす黒点病。
これらをしっかり予防するための、まつおえんげいが培ったノウハウを詰め込みましたので、きっとバラをうまく咲かせるためのお役に立てるかと思います。
4月ごろから6月下旬ごろまでの、薬剤散布のローテーション計画を組み立ててありますので、春が終わるころまでお使い頂けます!
ただ、病気の予防は出だしが肝心で、今回のセットも4月ごろから続けてお使い頂く想定での内容となっていますので、
3月24日(日)までの販売とさせていただきます。
ご相談やご質問もいつでもお尋ねくださいね
どんな基本的なことでも大丈夫ですので、病害虫はもちろんバラやクレマチスなどお困りの際はご連絡下さい
【お問い合わせフォーム】
まつおえんげい TEL:075-331-0358
これまでいまいちわかりにくい部分の多かった病害虫の予防。
まつおえんげいが全面サポートしますので、今までと違うバラ栽培を目指してみませんか?
※冊子のみの配布は行っておりません
※寒冷地などの場合は栽培スケジュールにズレが生じますので、詳しくはお電話かメールにてお問合せ下さい。
※発送スケジュールの都合上18日以降より、順次発送開始となる予定です。お届け日指定の場合20日以降のご指定をお願い致します。