クレマチスがこんな状態になってきている方も多いかと思いますが
春に向けて剪定と植え替えをしてあげましょう。
まつおえんげいのクレマチスの温室も寒々しい雰囲気をかもし出していましたが
その枯れた枝にはもう次の新芽がひょっこりと顔をのぞかせていますよ~!
その瞬間が嬉しいと思ってしまうのが私たちの職業病です。
今からキレイにしてあげるよ~♪
鉢から取り出したクレマチスの根っこはもうはちきれんばかりに
パンパンになって悲鳴をあげています。
2~3年鉢増しだけをしていると限界が!
クレマチスは根っこをあまり傷めると枯れやすいともいわれているので
出来れば切ったりひっぱたりせず丁寧ほぐしてあげましょう。
こんな風にピンセットで根っこの間の古い土をおとしていきます。
表面の綺麗な根っこは大切に!
中心部分の黒い古い細かい根っこや土をかきだします。
発掘調査のようにやさしくしてあげてください。バラよりも
手ごわいですが綺麗になると爽快です。土が乾いている方が
作業しやすいです。
年数が経つと中の方の土が通気性が悪くなり根腐れの
原因になってきます。春咲いた後剪定し葉っぱが少なくなったところに
水をやりすぎたり、梅雨などで鉢が乾かない日が続くと根っこが
根腐れで腐ってしまいます。
ある日全然芽が出てこない場合鉢から抜くと根が溶けたようにボロボロで
なくなっていることも。そうなる前に対処しておきましょう。
一回り大きくするか土が上手に取り出せてコンパクトにできれば同じ鉢に。
クレマチス専用培養土で植え替えます。
これ以上鉢が大きくできない場合は株分けします。
半分に真ん中で分けるのでなく
横から出ている子供の株を取り除きます。上手く分けられれば
予備に育てておけるし、本体の残す株をメインに
根っこを出来るだけダメージを少なくしてあげることが大切です。
二つともと欲張りすぎずに!
春のお花が楽しみですね。わくわく♪次回は誘引していきます。